「サイクルシップしまなみ」
メイン航路

尾道発今治着でゆめしま海道
尾道からだとアクセスがしにくい「ゆめしま海道」をサイクルシップしまなみを活用することで実現するサイクリングコースです。岩城港~下弓削港のゆめしま海道全線を時間内に自由サイクリング。さらに普段はアクセスが難しい高井神島と魚島へも立寄り。今治港までのクルージングも楽しめます。
個人旅行向け
ゆめしま海道




ルート行程図

サイクリング情報
距 離 | 約20km〜(走行時間約2~3時間) |
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難易度 | 初心者向け |
注意点 | 岩城橋など各橋には上り坂があります。 弓削島の外周コースなどはアップダウンあり。 |

美しい海に点在する島々とそれらをつなぐ壮大な架橋。
しまなみ海道を美しさは豊かな自然と人々の暮らしを織り交ぜて私たちに癒やしの時間を与えてくれます。
そんな、しまなみ海道の風景を私たちは「しまなみ景」と読んでいます。


岩城島・生名島
岩城橋




全長916m、主塔の高さ137mの斜張橋をあえぎながらペダルをこぎ、高度をぐんぐん上げていくと、みるみるうちに絶景が開けていきます。岩城島、生名島、生口島、因島、佐島、赤穂根島・・・きらめく多島美の海に浮かぶ珠玉の島々を、海面から45mのトップから360度展望する、ゆめしま海道随一の展望ポイント!もっとも、“ベタ踏み坂”で有名な鳥取・島根の県境“江島大橋”(勾配6%)に匹敵する5%!の勾配が立ちはだかる岩城橋は、ゆめしま海道きっての難所でもあります。
高井神島
高井神島



弓削港から旅客船に乗ること30~40分、燧灘にポツンと浮かぶ高井神島へ。面積約1.3㎡ながらも標高257mの峰がそびえ、平均斜度35度という急傾斜地の島に、11人の住民が暮らしています。島と島とが指呼の間にあるゆめしま海道とは様相を一変し、高井神島から望む燧灘の光景は、離島感が濃厚。もっとも、島の集落は、壁面を彩る漫画アートの主人公たちで、大いににぎわっています。



魚島
篠塚地区



高井神島からわずか15分、岩城島からスタートしたゆめしま海道も、ついに最東端の魚島へ。高井神島とほぼ同じ面積ながら、人口はおよそ110人。役場支所、駐在所などもあり、1日4便の定期船の到着時は、積荷の陸揚げなどでにぎわいます。その名の通り漁業の島。なかでもタコ壺漁が盛んで、港にタコ壺が積み上がる光景は、島の風物詩となっています。“篠塚”集落は、上州篠塚(群馬県邑楽町)出身で新田義貞の四天王の一人“篠塚伊賀守重広”にまつわる伝承がいくつも。“太平記”にも記されている世田城(今治近郊)の合戦で、落城により退却した篠塚伊賀守が、今治から船で逃れてきた先が魚島との説もあります。










